JEANS

###フロントスタイル###
###バックスタイル###
###シンチ&
ベルトループ
###
###バックポケット###
###フロント###
###隠しリベット###
###コインポケット###
###トップボタン&
Vステッチ
###
###フライボタン###
###トップボタン支柱###
###セルビッチ###
###比翼処理###
###リベット###
###赤タブ###
■ JEANS SHOPS INFO ■

 LEVI'S VINTAGE JEANS
【リーバイスジーンズ】
37501-0117
37’Sヴィンテージモデル


 LEVI'S VINTAGE JEANS
【リーバイスジーンズ】
55501-0005
1955ヴィンテージモデル

【 JEANS用語集 】
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赤タブ
LEVI'S社のジーンズライン7に付けられるLEVI'Sと書かれた赤いタブ。 通常ジーンズの場合は右バックポケットに縫い付けられている。 赤以外にも白・黒・オレンジ等が有る。1936年のロデオ大会で同社の製品の 市場シェアを確認するために付けられたのが最初で数回のモデルチェンジを 繰り返し、現在でも伝統的なディテールとして続けられている。1971年には LeVI'SとEの文字が小文字へと変更されたことからビッグEとかキャピタルE と呼ばれる物とスモールeと呼ばれる物に大別される。

アーキュエイト
LEVI'S社の代表的なディテールの一つ。バックポケットのカモメのような飾りステッチの 呼び名。同義語にカモメステッチがある。

アタリ
ジーンズの生地に付く擦れからくる色落ちでできる濃淡の事。

一本針アーキュエイト
1942年までLEVI'S社の代表的ディテールであるバックポケットの飾りステッチ は一本の針を使ったミシンで縫われていたことから、このように呼ばれる。

ウエストバンド
ウエスト部分の切り替えし。

ウォッチポケット
5ポケットパンツと呼ばれるパンツに配置されたフロント左側ポケット上部の小さな ポケット。同義語としてコインポケットがある。本来であれば懐中時計を入れるポケット の意味が強い。

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隠しリベット
'37 501XXからの代表的なディテール。バックポケット丈夫に付けられたリベット が当時、非常に高価であった鞍の革を傷つけるため、バックポケットの生地の内部へ 隠されたことからこのように呼ばれる。

クロッチリベット
1880年の501XX誕生〜WWU(第二次世界大戦)まで股の下に付けられていた リベット。

コインポケット
5ポケットパンツと呼ばれるパンツに配置されたフロント左側ポケット上部の小さな ポケット。同義語としてウォッチポケットがある。

コーンミルズ社
生地会社

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サスペンダーボタン
1880年に誕生した501XXにはベルトループが無くウエスト部分に配置された 金属製のボタンを使いサスペンダーで吊るして履いた。その後、1917年位から はオプションとして購入後の希望者が任意でつける事ができた金属性のボタン。

シンチ(ベルト)
'37 501XXまで続くウエストを調節するための金具。 同義語にはバックル(バック)・尾錠がある。

セルビッチ
裁断前の生地の端でホツレ無いように施された部分の事。 この部分に赤い糸でステッチングが施されていると赤耳とされる。 白、灰、青などのステッチングもある。

外リベット
'22 501XXまでの501XXのバックポケット上部には縫製後に直接打ち付けられた リベットが付けられていた。パッと見てすぐに見ることができる為に隠しリベット の大別するためにこのように呼ばれている。

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チェーンステッチ
ユニオンスペシャル等3本針のミシンで縫われた立体的なステッチ。

デッドストック
死蔵品・売れ残り

トップボタン
ジーンズのウエストバンド、一番上に配置されたちょっと大きめなボタンの事。

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バックヨーク
ジーンズ背面の三角に合わされた生地の総称。

ヒゲ
ジーンズフロント部分にできるアタリの事。アメリカではタイガーストライプと呼ばれる。

ビスネーム
Leeなどで縫い付けられるブランド名の入った小さな布。

比翼
生地の合わせの部分で翼の様になっているところの呼び名。

フライボタン
ジーンズ前立ての部分に配置された小さなボタンの事。

フラッシャー
'37 501XXからギャランティチケットの上部、右ポケットの入れ口に付けられた 紙片。隠しリベットとなり以前のむき出しリベットと違い見た目にはリベット補強 が解らなかったため『ここはリベットで補強していますよ!』と書かれた紙が付けられたのが最初。

Vステッチ
1968年位までのLEVI'S社のジーンズのウエストバンド上部からトップボタンの 付け根にかけて縫われたステッチエンドの部分が内側へ向かって折り返して縫われていた この部分がVの文字に見える事からこの様に呼ばれる。

ベルトループ
ベルトを通す為に1936年に配置された平紐状のループ。

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股上
ジーンズを含めパンツのウエストから股下までの長さの事。

耳付きデニム
セルビッチが付いたデニムの生地。

むき出しリベット
外リベットと同じ。

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リベット
鉄製の補強具。凸がオス・凹がメスと呼ばれる。

ロック掛け
ロックミシンで縫われたステッチ。生地の裁断後、洗濯や着用の擦れから生地のホツレ を防止するために考案された技術の一つ。

ロックミシン
ロック掛けができるミシンの事。

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ワンポケット
1880年〜1906年位までの501XXはバックポケットが右に一つしか付けられて いなかった為、それ以降の501XXと区別するためにこの様に呼ばれる。 同義語として4ポケットパンツと言う呼び方もある。

ワンスタードーナッツボタン
LEVI'S社の社ロゴと一つだけ☆のマークが刻まれたドーナッツボタンの事。

'37 LEVI'S 501XX

現在、所有する中では1番古いタイプです。以前はワンポケットと'22を2本所有していましたが、 着用に際しサスペンダーボタンが取れちゃうアクシデントに見舞われて売却してしまいました。 今となってはかなぁ〜り後悔しています(大泣)

'37 501XXは初めて赤タブが付けられたLEVI'Sの記念すべき501XXです! 当時アメリカで多数のロデオ大会が開催されていて多数のジーンズメーカーの中で一体、 LEVI'Sがどの位のシェアなのか?を確認できるように・・・・と 装着された赤タブ!この小さなピスネーム入りのタブは今なお、LEVI'Sを代表するディテール! と言うか、ジーンズの大代表的な象徴として数多くのメーカー・ブランドで模倣されている! また、LEVI'S社としてフラッシャーが装着されたのもこの'37 501XXが最初なんですよ!

'37 501XXとはクロッチリベット・赤タブ・ベルトループ・一本針アーキュエイト・シンチベルト・隠しリベットと ヴィンテージジーンズの集大成としての完成度が非常に高い!と思います!私はね(笑) そんな今、この子は今でも私の一張羅として現役で頑張ってくれています(親馬鹿)!

そのお陰で色はご覧の通り残色30%位。そこに刻まれた表情はゴールドラッシュに沸き立つアメリカでついさっきまで 金鉱脈を掘っていたかのような味を醸し出す、スクラッチやコールタールの汚れ!何をどう控え目に表現してもタウンユース ではない!本当にジーンズが労働着であった時代の本当の姿!そんな気がしませんか?

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### バックスタイル ###

サイズ的にはW32L32位で最も私に合ったパンツ。いかにも労働着って感じっす!

'37 501XXは実際に履いてみると直後の'44 501XX〜47's501XXと違い、 股上が深いんです!

労働着としてはシャツなどをタックインするとして股上は浅いより、深い方が使い勝手が良いんでしょうね? カウボーイやロデオを考えても、馬や牛に振り回されるとどうしても着崩れしちゃうんだろうしね(笑)

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### シンチ&ベルトループ ###

'37 501XXまではバックヨークの合わせが左右逆です。
シンチは戦前の代表的なヤスリ無しのタイプです。
シンチベルト自体はその上にベルトを通す為に擦り切れちゃっています(笑)

ベルトループが配置され、革のベルトを通す事が段々に普通になってきてシンチベルトが邪魔になり 着用するにあたりシンチベルトを切ってしまう(悲)と言うことも珍しくありませんでしたので、 シンチが切られてしまっている'37 501XXを多く見かけます(涙)

'22 501XXの頃まではこのシンチでウエストを調整し、サスペンダーで吊っていた頃は大事な機能だった シンチベルト・・・・・・この子の場合にはその歴史的な機能美失われること無く今も配置されたまま 現在に至っています(喜)

数十年間の永きに渡り本当にお疲れ様っすm(。。)mとの思いから信用できるショップさんで 補強するためのリペアを各所に施して頂いているんですよ!

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### バックポケット ###

バックポケットの形は大して変わりませんが、隠しリベットの形状が違うためあまり良いアタリがでません。
アーキュエイトはもう確認出来ない位に擦り切れちゃいました!私は綿糸のアーキュエイトが擦り切れちゃうフェチです(照)

ヴィンテージジーンズでは結構な割合でこのバックポケットの入れ口やポケットに物を入れて付いたアタリからホールやスクラッチ になってしまう(涙)って事が多いですよね?でもこの'37501XXはこれだけ履き込まれていたにもかかわらず、運のよい事に ダメージと言うダメージは見当たりません!

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### フロント ###

良いヒゲでしょう?クロッチリベットも一般的にはこれが最後の勇姿です。WWUでたまに見かけますけどね。

クロッチリベットの廃止に関しては諸説ありますね?
キャンプの時のキャンプファイヤーでLEVI'S社の社長さんが 股間に焼けどを負ってしまい廃止した(大笑)とか..WWU(第二次世界大戦)の時の物資統制による制限でなくしたものの ステッチング技術が思った以上にしっかりと確立されていたので無駄なパーツとされ、 WWU以降も使われなくなった!みなさんはどちらだと思いますか?

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### 隠しリベット ###

これがアタリが出ない問題の隠しリベット。後期の物はWWUと同じ角が取れて丸っぽい物になります。
よく『隠しリベットが磁石にくっつくから・・・』とか聞きますがこのタイプの隠しリベットには、磁石はくっつきません!

形状を見てお分かりとは思いますがこれって、他のリベットのオスと同じで特に隠しリベットとして作られては いないんですよね(笑)

22'501XXまではこのバックポケットに打たれたリベットもメスが外側に付いていた事から 外リベットとかむき出しリベットとか呼ばれています。

ただ実生活においてこのむき出しだったリベットは、当時かなり高額だった鞍を 傷つけるとの理由から、隠しリベットへ進化するんです!ですから隠しリベットへ移行直後、 にはそれまでと同じリベットが付けられ、呼び名だけが隠しリベットとなった訳です!

その後、この隠しリベットも強度のために段々と厚みを持ってその後の501XX配置される特あの形状へと変化します!

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### コインポケット ###

コインポケットにはセルビッチがありました!これはおまけのようなディテールで必ずしも付いている物ではありません!

付いていたらラッキー!位に考えてくださいね(笑)セルビッチ付きの場合はこの入れ口のステッチはシングルステッチ ですがセルビッチ無しの場合はチェーンステッチです!当然、セルビッチのアタリも出てくる所ですので色の濃い状態から 履きこむとすれば楽しみなパーツのひとつではないでしょうか?また、ウォッチポケットと言う呼び方もありますね?

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### トップボタン&Vステッチ ###

WWUの初期位(ロゴボタン)まではウエストバンドのVステッチはこんな感じです。

トップボタンは'22 501XXとは明らかに違い現在のデザインの基本ベースはこの'37 501XXから始まりました。

これ以前から続く、廉価版のナンバー2シリーズの201XXやナンバー3シリーズの333XXではワンスタードーナッツボタン に黒ラッカーを施したボタンと言うディテールには変更が加えられない中、プライド商品である501XXだけはデザインをも 見直ししていただけたんですね!そう言った意味においても'37 501XXがいかにヴィンテージジーンズにおいて特別な存在であるか? と判っていただけますよね?

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### フライボタン ###

フライボタンは'47 501XX位まではこの小さな★が無くアルファベットのみのタイプです。 この小さなフライボタンもまた'22 501XXまでのデザインから現在のベースとなるデザインに変更されています。

フライボタンやトップボタンもこの後、数回のディテールの変更が施される中、大きく変更になるのはこの'37 501XX なんですよ!

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### トップボタン支柱 ###

'37 501XXのトップボタンの特徴として足(支柱)が短いんです(笑) このディテールも'37 501XXだけの物で後にも先にも見ることのできない過渡期的な特徴です!

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### セルビッチ ###

かなりいい加減なセルビッチの幅(大笑)コーンミルズ社のデニムを利用しています。

セルビッチに掛かる赤い糸から赤耳と呼ばれますが・・・・デッドストックの時からピンクに近い色なんですよね!

ロックミシンの登場で出番がなくなるまでは基本的にこの耳付きデニムが主流でした。 これも工業技術の向上とともに時代に飲み込まれてしまうディテールですね?80年代くらいまでは付いてたんじゃなかったかな?

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### 比翼処理 ###

比翼。これもアメリカンな感じに未処理です。と申しますか、このパーツが ロック掛けされるのは'44 501XXからですよね?

まぁ、あまり見せるところではありませんが履きこんでいるとホツレが出てきて始めて、ロック掛けの大事さが わかる・・・・そんな事を感じることができる程度ですがこれもヴィンテージジーンズならではのディテールとして 紹介させていただきますね!

画像に見えるのはクロッチリベットのオスです!

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### リベット ###

リベットはCoのoアンダーバーのタイプ!これも'22 501XXのデザインとは違い'37 501XXのみで使用される貴重な デザイン!WWUでは刻印がなくなってしまったりするのは有名ですよね?

でもこのデザインのリベットは本当に期間 が短く、しかも、この'37 501XXと言う記念すべきヴィンテージジーンズのために作られた物!そのようにして見てみる となんだか神々しく見えてきませんか?(わ・・・私だけっすか?)

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### 赤タブ ###

初めて付いた赤タブは今でもしがみついていて下さいます。

この赤タブはLEVI'S社で始めてデザインされたピスネーム です!もちろん最初期の物で素材にはレーヨンが使われておりレジスターマークは無く片面の刺繍となります。

'37 501XXの頃のこの赤タブは本当に状態の良いものを見ていただければ判るんですが、同じ片面の '44 501XX中期〜'47 501XXと比較して 文字の大きさが小さいんですよ!また、この頃の赤タブは装着位置をきちんと設定していないためか固体によって様々です!

もちろん、同じ時期に生産された506XX(ファーストジャケット)も同じで装着位置は定まっていないように思います。 縫込みの仕方も試行錯誤の跡が見られ、本来丁寧に二つ折りにされて刺繍面を表に縫われるはずが、刺繍の無い面が表に出ていたり

二つ折りされずにそのまま、一枚物として縫われていたり、ひどい物では赤タブの所が二度重ね縫いになっている物があり 明らかに付け忘れから再度、開いて縫いこみました!的な物もあります(笑)でもそこがまた、時代の重さを感じると言うか? ヴィンテージジーンズの良いところではないでしょうか?

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|| ジーンズショップ情報 || LEVI'S 37'S ヴィンテージモデル

'37 501XXはLEVI'S社の代表的なディテールの集大成です!ヴィンテージジーンズの王道'37 501XXを LEVI'S社が現代の技術を駆使しできる限り忠実に再現し現在に送り出した、記念すべき復刻! 私はこの'37 501XXはヴィンテージジーンズの頂点のように思っております(大笑) もし、これから復刻・レプリカの購入をお考えの方には是非、LEVI'S社の'37 501XXで当時の雰囲気を 楽しんでいただきたい!と強く願います!そして・・・それに飽き足らずオリジナルの道へと深く嵌って いくヴィンテージジーンズ愛好家が一人でも多くなってくれることを心から望みます!


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