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50's H,D Lee 98-B
H.D Leeを代表する91-Bのヒッコリーボディ。
結構、有りそうで全然ない『幻のジャケット』
丈が短くスタイリッシュなジャケットでかなり人気のある91-B。私も良いなぁ?格好良いなあ!と随分
憧れた物の一つです。通常のデニムジャケットと比べると薄手で非常に気易く、デニムともチノとも
相性が良いヒッコリーと言う事で手放すことのできないアイテムとして日ごろ活躍をお願いいたして
おります(礼)
私自身、98-Bなるこの子の存在に気づいたのは極最近で旧知のLeeコレクターさんに
見せられてビックリ!本当に綺麗でバランスの取れたこの98-Bはデニム地の91-Bとは全く違う印象を
受け、本当に『一目惚れ』だったんですが、仙台の老舗ヴィンテージ屋さん(REAL MONKEY)で詳しく話を聞いて
みると、玉数が少なく希少なヴィンテージアイテムとのことで半ば諦めかけていた憧れのあの子だったんですが、
素晴らしい偶然に遭遇いたしまして、めでたく我が家の一員になりました(大喜)
年代的にはそんなに旧い物では有りませんが、なかなかお目にかかることができないこの名品は十分に一般的な
支持を受けることができるくらい、完成度が高いものだと思いませんでしょうか?
実質、91-Bと全く変わらないはずのシルエットですがボディの素材自体が違うためか、
全く違う印象を受けるこの子、Leeコレクターならずとも抑えたい逸品ではないでしょうか?ワークウエア
のカテゴリーにショート丈でジッパーを搭載した記念すべきこのタイプのジャケットとして名高い91-Bの亜種
として、その機能をいかんなく発揮してくれます。
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### バックスタイル ###
薄手の生地でゆったりとしたショート丈はちょい、小さめでもゆったりとしたサイズで着用しても
格好良くまとまってくれます。ヴィンテージジャケットの持つゆったりしたボックスシルエットにヒッコリー
を使用したこの革命的な98-Bはこれからも憧れのあの子であり続けるにふさわしい!そんな存在だと思いませんか?
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### タグ ###
これがこの子についているタグ。随分シンプルなこのタグにはLOTの文字の後に続く98-Bの記載がありません。
LONGと言う記載は一体何を表しているんでしょうか?
一説には実着用ができる『セールスマン・サンプル』とも『試作品』とも言われるこのジャケットは多くの未解明部分を残して
おります!だとすれば、なぜこの様に素晴らしい完成度を誇りながら量産化されなかったのでしょうか?
本当に不思議ですよね?
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### 胸ポケット ###
生地合わせもまばらな感じの否めない胸ポケット。91-Bのデザインそのままに配置されております。
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### ピスネーム ###
LeeにRマークのみのピスネーム。このディテールでも大まかな年代の判別が可能。この子の場合、リアルユース
であったためかボディの状態に比べ擦り切れちゃっているピスネーム(涙)
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### ジッパー(胸ポケット) ###
とても特徴のある形状のTALONのジッパー。ジッパーのテープを止めるステッチングにも特徴がありますね!
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### 胸ポケット縫製部分 ###
生地の合わせ・・・・何と言いますか・・・合わせる気は全く無いようですね(汗)
ダブルステッチでの仕上げになっています(笑)
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### ハンドウォーマー ###
代表的なディテールの一つ。独創的なデザインで知られるハンドウォーマーにはジッパーは装着
されておりませんが、思いのほか深く作られていて結構、物が入ります。
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### フロントジッパー ###
コメントのジッパーにもTALON社の製品が装着されています。なにも言わずとも名機であるTALON社のジッパーは
長い歴史の中で最も愛されたジッパーメーカーですよね!
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### アジャストベルト ###
何の変哲も無いアジャストベルト。ヴィンテージウエア・ワークウエアには良く見ることの
できるディテールですね!でも、実際に使用したことはありません(苦笑)
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### アジャストボタン ###
猫目ボタンが配置されている。これより旧いタイプでは猫目は使われていない。
ん〜個人的にはボタンを取り付けている糸は擦り切れないように溝を付けたこの
猫目ボタンに機能美を感じます(照)
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### ステッチ ###
やはりワークウエア!さすがLee!殆どの縫製はトリプルステッチで頑強に補強
さてておりますが・・・この生地使いを見てみると・・・やはり試作品なのかも?
と考えてもおかしくありませんよね(大笑)
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